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[ハワイ辞典ニュース]  2017年04月18日
皆さんこんにちは!

早いもので明日また来日となりました。
といっても今回はちょっと変則日程で、24日に前回のメルマガにてご案内いたしました例の「上場セミナー」と「式典」を開催するのがメインとなっております。
(次回の来日予定はまた来月を予定いたしております)

ということで今回は来週24日の式典(もう直ぐ締め切りです)とセミナーのご案内をしたいと思います。
内容は以下の感じになるかと思っております。

今回、実際に上海で上場してみてわかったこと。
(上場でも、失敗するパターンとそうでないパターンがある)

を端的に自分の「主観」と、実際に自分が取り組んでいる戦略について、ざっくばらんに皆様に語ってみたいと思った次第です。

私は日本から見て「逆」の東側ハワイにかれこれ20年以上住んでおりますが、
よく考えてみると、この状況は、日本人の生活様式や文化を他国の目線から客観的に眺めることができる。。と感じます。

それにより、西洋様式の訓練(笑)をどっぷりと受けてきた私ではありますが、
今回、中国にて実際に上場してみて、多くの方が「うまくいかない」理由も
「なるほど、、、」と確信しました次第です。

ようはせっかく大きな市場を持った、でも「異国」なのにもかかわらず、
「あまりに日本人的な動きをする」から失敗するわけです。
私はそう感じました。

結論から先に申し上げますと、

1)日本人(本人)自ら中国(これはハワイでも同じことが言える)にてなぜか「自社で全てを経営」をしようする。
これをしてしまうと、資金がかかる上、相手の土俵で無数のライバルと競合してしまいます。ようは不確定要素が増えます。

そうではなく、相手とは取引パートナーという契約にして、そのパートナーに儲けさせる(経営してもらう)=自分も儲かる。という発想をお勧めします。

2)となると、パートナー選びが重要になるわけですが、どんなパートナーがいいのか?

私のハワイでM&Aを長年してきた経験ですが、ズバリ「顔役」のような方と組むのが一番です。 一つのことに精通している。というタイプではなく、その村の長のようなタイプに任せる。というスタイルです。
長に全ての現地での「交通整理」をしてもらい、長に儲けてもらう。その発想です。

3)そんなパートナーはどうやって探すか?また、探したとしても実際契約してくれるか?

ピン(単独)で交渉しても、よほどあなたの事業の規模が大きいとか、額が大きい。。
といった感じでないと、相手も大物ですのでまず動いてくれません。

そこで、私のお勧めは「連合軍」でプレゼンする。という発想です。
私は、昨年の12月にも日本の企業を5社、上海に同時上場させた際、5社の共同オーナーという形で実際に、上海の「長」の方々との「個別」商談に同席させていただきました。

そこでわかったのは、当時5社はそれぞれ他人同士であり、(たまたま上場の日程が同じタイミングであった)一緒にプレゼンをして、大物(例えば現地の商社のような)ところと、一括して契約をしよう!という発想には、当然至りませんでした。

が、私はその際に、仮に私がこの5社を取りまとめることができれば(感覚的には商社のような)「あなたはこの5社全てと中国内での独占販売契約を取れる可能性がありますよ」
と示唆することができるわけです。 

そうすれば、大物は、自分と同じレベル、規模感の相手が来たな。と察知してくれ、商談にも乗ってくるわけです。(悲しいかな一社の力では、そんなに大きなパートナーを見つけることはまず無理です)

結果的に、そんな大物は大物人脈と組んでますから、さっさと彼らの「流通網」に乗せて販売をしてくれる。というわけなのです。

ようはこの状況に持っていけさえすれば、相手は「もっと何か別の商品、商材はないか?」と逆ロールプレー化が始まってしまうわけなのです。。 


少々、話が長くなりましたが、
今回のセミナーと式典ではそんな私が実際に上海でお会いした中でも厳選した「大物」の中でも更に厳選した方々(つまり超顔役)だけを実際に上海から4名ほど、お招きする次第です。
(ご参考までに、その中のお一人は超多忙のため、一泊だけして翌日の朝の便にて上海に戻ってしまう。。)

感覚的には、この4名は一騎当千。
彼(女社長も一人含まれている)一人で1000社の社長と商談できる。という感覚です。
彼らとだけ付き合っていれば、あとは勝手に彼らの人脈と資金とマンパワーで勝手に、彼らのやりやすいように、アレンジを加えて販売(つまり日本サイドからすれば輸出)してくれるわけです。

実際、彼(女)らも、日本の素晴らしい企業と組みたがってますので、いいタイミングなのです。

私たちは、日本サイドにて、日本での活動と同時に、別の市場にてこのような商業活動(しかも12億の中国市場!)を「顔役」を通して親交、進行しつつ、益化ができた段階で上場させ、IPO益も取得する。
という戦略です。

おそらく、この両方を同時進行でコンサルしている企業は日本はないかと思っております。
中国の「顔役」?とはどんな顔をしているのか?どんなオーラを持った方なのか興味ありませんか?(笑)

ということで、こちらの内容は当日のセミナーにて詳しくご案内しますが、24日シャングリラホテルです。
まだ予約をおすみでない方はお早めにご一報ください。

KCF
小林より




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