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[ハワイ辞典ニュース]  2014年03月24日
みなさんこんにちは。

いかがお過ごしでしょうか?



さて、突然ですが、今回のメルマガでは、親は子供に何を与えることができるのか? 



という、あまり柄にも無い(私自身が親失格なのはわかってますが(苦笑))



が、たまには、マジトークいってみたいと思います。



今まで、何回か、「フローを意識した」ライフプランニングをせよ。という趣旨の発言をしてきました。が、



フロー(つまり時間を廻す発想)を使い、子供にも「あること」を残せる。

という発想があるような気が致しております。









その前に、現在の「一般的な」日本人の風潮をおさらいしてみましょう。







まず第一に

未だに「学歴重視社会」なのがわかります。 



東大、京大、あるいは私大のトップレベルに入れると、「人生上がり!だ」みたいな風潮があるような。 ⇒ 私に言わせれば、、、鳥肌が立つとはこのことですが。。



それが実は、大した意味を持たないことを親は知ってか知らずか、未だに学歴崇拝、そして、セットになった考えとして、大きな会社に属することが幸せ。つまり



「一丁上がりだぞ!」



などと、王道であるかのように吹聴している。。。











親がどこかの「カルト宗教原理主義者」のような崇拝っぷり。



だと感じるのは、私だけでしょうか?











私の経験ですが、



確かに、そのような学歴をもってしまうと、日本では「一丁上がり」みたいな環境になるのは「ある意味」事実です。



が、やがて、就職後、年を取ることで、だんだんと身辺がガチガチになって身動きが取れなくなる。。という茹で上がったカエルの如きある種の「副作用付き」の上がり。ではないか。と。











私の周り相当のレベルにて起業して成功している人に、上記のような「学歴だけはやたらと優秀」という人は、残念ながらいません。 (サラリーマンは多いが)



それよりも、起業して成功するかどうかの鍵は、人柄とか、ユニーク性とか、ぶっとんだ経験、、、といった要因の方が遥かに重要であることはご周知の通りです。 IQなど関係ないのです。



それでも、学歴が超一流なら、たしかに、二流よりも人生成功する可能性は高いだろう。という、ロジックは、私は否定はしませんが、それじゃ、そのちょっと下の学歴なら、みな失敗するのか???









というと、まったくそんなことはなく、



いうなれば、東大に入る位、一心不乱に勉強したとしても、



その努力に見合うようなメリットなど大したこと無い。



つまり時間とカネの無駄だ。と。











そう考えれば、その「がむしゃら」になるだけのエネルギーは、何かもっと別の「ファクター」に注いだ方が、将来ずっといいことがある。かと。



話は少々余談になりますが、

それじゃなぜ、大人は子供に「東大を目指せ!」

などと、⇒ つまり「がむしゃら論」を押しつれるようなことを、一応言うのか?



多分それは、親がそれを言うことによって、「親自身が、悦に入りたい」から。

だと私は感じております。











つまり子供は親のペットやファッションの対象のようなものであり、すなわち、虚無な自分を、子供を出しにして、奇麗にみせたいから。かと。 



自分がもし、東大卒なら、「そんなん大したメリットないからやめとけ! でももし、勉強が好きならやれば?」というアドバイスをすべきでしょうし、



例えば、ヤンキースに入りたい人日本のプロ野球選手が「高卒だから」という理由で却下されますか?









社会はヤンキースではない!一緒に議論するな!

と、これまた、ネアンデルタール人にお叱りを受けそうですが、、、、













私に言わせれば、社会とヤンキースの構造はまったく同じです。 すべてが実力だけの世界です。(コネなど勿論通用しないw) 



サラリーマンしか経験のない親は、それがわからない?



あるいは、わからないどころか、自分の子供にも、将来サラリーマンになって欲しい。と、



そんな、木を見て森を見ないようなレベル。⇒ そして、その子がダメになっていく。



だいたい今の日本が停滞する理由の根幹は、ここにあるのではないでしょうか?















話が逸れましたが、、、

仮に、もし、Aさんという人が、東大を仮に出たとしましょう。 



そして、そのような肩書きで、一度組織に属してしまうと、Aさんは、なかなかそのカラーから抜けきれないでしょうし、、









だんたんと











「あれっ。。。思っていた世界と全然違うぞ。。。」と、ある日気がつき、



「やっぱこれから、自分を変革して起業するぞ!」



などというリスクを取ることも、そうなってしまっては、憚ることことでしょう。









つまり、そういう意味で、確かにAさんは、「一丁上がってしまっている」状態なのです。⇒ つまり一丁上がりの「上がり」という意味は、前に行っても、下がっても、労働者地獄というは付いて回る。という副作用付きだ。ということなのです。



その一方で、私は、東大に入ってしまうようなAさんのような人を



一つのオタク系の才能の持ち主として、実は敬意を評してます。 ⇒ 端的にいうならば、東大を目指すことに関して、子供は悪くありませんし、その目標に向か闘志とオタク能力には、むしろ喝采すべきでしょう。



ここでいう、「オタクの才能」とは、勿論そうです「お勉強」というジャンルに秀でている。という意味です。











お勉強と野球

どちらも私に言わせれば「オタク系」の仕事です。が、、、



160キロのスピードボールを投げる投手とIQ 150 とでは果たして、どちらが、将来メリットのある「お宅」でしょうか?



お勉強して ⇒ 東大 ⇒ でも、結局は労働者。

野球して ⇒ ヤンキース ⇒166億円。











どちらがメリットが高いでしょうか?











ここからが本題なのですが、



ここで非難されるべき対象は、実はそんな、純粋無垢な子供ではなく、その親なのでは?と私は思ってしまうのです。



一流の学歴を残すためには、「かなり」の勉強を毎日毎日、(しかもかなり長期に亘って)してきたのだろう。。。ということが偲ばれます。











が、くどいようですが、日本の教育自体が、「ジェネラリスト」になる方向性でしか、教育システムが機能していない(そのくせ社会にでた途端、没個性だ、専門性がないだ。。。。とかいわることになる。。。。矛盾を孕んでいる。。が)



そのため、結果的に、東大を出た。からといって、ほとんどのケースでは、「何かに秀でた人間」にはなってませんし、全然その「お勉強オタク」の成果やブランドを、その後のキャリアに活かせてません。。



ん。。。















これってブラックジョーク???















死ぬ気で勉強して東大は行ったけど、ただの凡人扱いじゃん???と。。



それよりも、社会に出て、東大に入る位猛烈に、別の「ある一つのジャンル」例えばプログラミングに興味があるならばプログラミング(野球は無理だとしても(笑))



を仮に



10歳のときから

毎日10時間

10年勉強してきました。











という20歳のプログラマーが現れたら、



東大で初めてプログラムを勉強をはじめたシロウト同然の人では、いくら東大生でも、お手上げでしょう。 



勿論、これは別にプログラマーに限った話ではありません。











例えば、小学生から高校まで海外で暮らしていた。とか、2歳から、プロに付いて絵を描いていた。とか、5歳から簿記を独学で勉強してきた、とか、3歳からスノボーを毎日10時間平均してきた。とか、



ある私が尊敬する方が申しておりましたが、シロウトとプロの境目は、だいたい「1万時間」過去にそのことだけに没頭できたかどうか?にかかっているそうです。













プロのスポーツ選手、芸術家、プロの泥棒(笑)プログラマー、どんなジャンルであったにしても、それ以下の、修行時間だけで、その後爆発的に成功する人はまずいないそうです。



天才といわれているモーツァルトでさえも、実は売れ出したのは結構晩年になってからだそうで、若いうちは、コピー作品が多いのだそうです。



ビートルズが売れたのも、無名時代に、ドイツで5年間、飲み屋街で、毎晩オールナイトで、何クールもの、(結局トータル何千回もの講演をしまくったらしい)講演をした結果、何百という、オリジナル局を作り上げ、当然すべて覚え、その場ののりで、アレンジもすぐできるようになり、客の盛り上げ方も熟知し、場合によっては、チケットの売り方まで、達人レベルになっていたそうです。











そして、気がついてみたら、彼らの修練のトータルの時間も、あっさり1万時間を超え、



イギリスに戻ってみたら、丸で大人と子供位のレベルの差になってしまっていたそうです。やがてサージャントペパー、ホワイトアルバムを連発リリースし、周りを圧倒するスケール感で、経験の浅い同年代のミュージシャンを結果的に凌駕してしまった。。。









そうなのです。



考えてみてください。

たとえば、子供は、音楽の才能はある。 でもジェネラリストを目指せ!と親からいわれてしまい、









しょうがないので、

ギターやら、ドラムやら、ダンスやら、ボーカルやら、、、いろいろとカネとエネルギーを自分(親も)かけ、やっとこさ、25才位で、デビューしたいおもっている人。



と、



それまでに、1万時間を「アウエー」のドイツで(当然英語は通じない)しかもコンサート会場ではなく、ただの場末の「飲み屋の流し」のような安月給(契約社員?)契約で、そこでクソミソによっぱらい客から罵声を浴びながら、それでも演奏しまくった。。。

毎日が修羅場。







どっちが一皮むけますかね?? 同じ25歳でデビューする。と仮定して。



つまり、東大に入れるような頭脳の人は、その頭脳とエネルギーとカネと時間を何か別のこと一つに「選択と集中」することにより、実はとてつもない、成果の上がるような世界が大人になって待っている可能性がある。。。わけです。











勿論、全員が当然ビートルズになれるわけはありません。



が、私は、時間の有用性、選択と集中。

と、

「関係ねぇ!やるしかない!」という環境。



を親は子供にどれだけ、「与えられるか?」こそが親の「本当のギフト」ではないかとおもってしまうわけです。。。









つまり、

先ほどの話に置き換えるならば、、、



子供は東大を目指すわけですから、もともと地アタマはいいでしょうし、親も子供と玉砕する覚悟もある(親も時間とカネを放り込む決心をつけている)わけなら、ちょっと物事を俯瞰してみて、子供が本当に幸せになれる環境(保険を与えるという消極的な気を観て森を見ない的な発想ではなく。。。。)



を与えるべきではないかと。











前のFBで書いたように、アマゾンで生活してみる。とか、或は、久保くんのように親も一緒になってバルサに行っちゃう。。。とか、、、



でも、これは勿論、住む場所(住環境)だけの問題ではなく、「東大もいいけど、ゴルフもいいぞ!とか、外国語を3つ覚えるか!?俺も一緒にやるぜ!」とか、「一緒に何か本でも書くか? 親子共著なんて珍しいぞ?」 とか、、、











子供が関心があることを、どれだけ、親が今までの旧態依然の価値観から脱し、粛々と「その」環境を築いてあげることがでいるか。。。



そのあたりは価値観の問題もありますが、私は、これからネット全盛の時代がいよいよやってくることにより、すべての人は、ジェネラリストではなく、何かのスペシャリストを「とりあえず」目指す時代が来るかと思っております。











とくに今の20代の方は、安定志向とは裏腹に、今の売り上げ至上主義的な経済絶対的な人生論に辟易しております。 そんなに金持ちになりたくない。それより、好きなことだけして生活できるようにしたい。と、この路線でくる訳です。











親はその価値観を理解すべきでしょう。



「好きなことだけやって生活したい」



まさしく

旧世代の人から見ると頭に血が上る台詞

ですよね(笑)









ではなく、OK!それじゃ、オマエがいう好きなことって一体なんだ? 

と聞いてやるべきかと。。











結果的に、義務教育などブッチして(例えばアメリカにはプロゴルファーなどの子供など、ツアーを転戦しなくてはならない親の子供のために、すべてネットや通信だけで単位が取れる義務教育プログラムがすでにあったりしてる。。。)









場合によっては、親子でインドに住むか? など、金銭的、物理的、環境的に、親しかでいない(子供にはできない)環境面でのサポートをしてあげることができる親。どうでしょう?













子供の才能プラス実はそれよりもっと重要なのは、このように、親の先見性と子供をそんな風に「囲っておける」総合的な能力や判断力を親がどこまで兼ね備えているか? ではないか。と。







文 小林護
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