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[ハワイ辞典ニュース]  2012年06月14日
皆さ んこんにちは

こちらハワイは、遂に夏休みが始ま り、既に2週間目ということで、アメリカ本土、カナダからの家族連れを目にするように なりました。 

こちらの人の夏休みの過ごし方ですが、お父さん、お母さんも一ヶ月単位で休むケースが少なくなく、アラスカやハワイ、(東海岸であれば、マイ アミやタンパベイあるいは、ナイアガラ(カナダ)といったところが人気)を家族一緒に長期で観光する…というスタイルが人気です。

といっても長期連泊となるため、往々にして豪華なホテルに泊まることは少なく、例えば、アラスカなどでは、「ロッジ」に一週間単位で皆で寝泊 りする。というのが一般的のようです。

少々余談ですが、カナダといえば、ハ ワイは実はカナダからの観光客が少なくありません。実際、カナダからハワイへの直行便も結構な頻度であり、アクセス的にも大変便利となってお ります。 

私は以前カナダのそんな旅行者の方と話をする機会がありまして、なぜ、カナダの人はハワイが好きなのですか? と質問してみたところ、ご周知 の とおり、カナダは冬が長く、リタイア後は、(特に冬の間は)ハワイでロングバケーションをするのが一つのステータスになっている。と申してお りました。

そんな(プチ)リタイア生活している 中で、富裕層の方はコンドミニアムを買ったりして、自分の好きな時期に行き来しますが、

そこまでいかなくても、多くのリタイア層の方は12月〜2月位、あるいはクリスマスが終わった1月〜3月、 といった丸々3ヶ月をどこか リーズナブルなコンドミニアムを長期レンタルするのが毎年のお楽しみなのだそうです(コンドミニアムだと自炊ができるため安上がり)

彼らはよほどこのライフスタイルを気 に入っているらしく、カナダに戻る2、3月 位になると「また来年も同じタームでの予約をお願いします」と、多くの方は既に来年の日程も入れて帰国するそうです。

なんとなくですが、私の直感ですが、これから日本の方もこんな風なライフスタイルをする方が増えてくるような気がしております。つまり、どこに住 んでいるか?をベースにライフプランを設計するのではなく、何をしたいか?によって、プランニングする発想です。

仕事が別に日本にいなくてもできる人、もっと極端な言い方をするならば、「これ」といった明確な仕事をもっていない人(配当金や株、不動産投資か らの収入を得ている方や経営を兄弟などに任せてしまっている創業者オーナーさんなど)は、ネット環境さえあれば、どこにいていいわけですから、上 記のカナディアンよりもむしろ機能的なプチリタイア生活を 堪能できるのでは???と。

そう考えると、これから社長というポジションは会社の長という位置付けよりも、むしろジプシー的な動きをする「遊撃軍」的な役割の方が求められる のかもしれません。

アメリカ人は平均する と生涯に「14回」引越しする。そうです。

日本人は家を持つ、居住を構える。と なりますと、そこで骨を埋める覚悟…

といった土着型的な発想をする方が多いような気がしますが、こちらの人はあんまり「家」とか「土地」に対する執着信はないです。(ハワイはど ちらかというと日本に近い不動産環境ですが、アメリカ本土(特に中西部)に行きますと、不動産の価値が滅茶苦茶低いのに驚かされます。 

似たような条件(例えば農地)の不動産は回りに何百万坪も普通に在るわけですから、そんな土地を代々持っている。
といってもそんな輩はゴロゴロいるわけで、大した財産とはいえず、たま本土の不動産サイトなどをみるとそんな農地が売りに出ておりますが、自 分の目がおかしいのか?とかミスプリか?と思うような値段で売りにでていることも珍しくありません。 

彼らにとって土地とはその程度の位置付けなのです。


むしろ、家族構成や仕事の環境などによって、引越しを繰り返すのが「あたりまえ」といった感すらあります。 例えば、独身のときと結婚したあ と、更に子供が出来た。。。となると、家に求める機能は当然違ってくるわけで、それなら、さっさと引越ししよう。となるわけです。

「ひっこし」といえば、私は以前、 もっと極端な例を目にした ことがあります。 

あるアメリカ人主催のパーティーに家族で呼ばれまして、そのとき偶然私の隣にいた家族の方々(子供は確か高校をちょうど卒業したばかり の男の子一人の3人家族だったかと。)との会話になりました。 

食事の席で、あれこれ歓談していたのですが、その折に、子供の「進学」の話になりました。 その子はなかなか優秀だったらしく、アメリカ本土 の大学に奨学金での進学が決まっている。と申しておりました。

ここまでなら、「おめでとう!」と いってそこでその話は終わるのが通常ですが、その次にお父さんから出てきたコメントに、私は少々驚かされました。 


お父さん曰く


「子供の進学に合わせて我々夫婦もハワイからアメリカ本土に引っ越すんですよ…」



と普通の顔をしてコメントしたのでした。



つまり、今のお父さんの仕事(どんな 仕事かはお尋ねしませんでしたが)を辞め、

まったく見知らぬ場所に家族揃って移り住む(しかもその理由が、子供がそちらの大学に通うから)



という発想の仕方に、ある種の日本との考え方の違いを感じました。 
(ちなみに、そのお父さん(お母さんも)アメリカ本土は行った事があるものの、その息子が進学する学校のある場所は、今まで行った事がない。 とも申しておりました)

つまり、「住む場所」なんてものは、自分がどのようなライフプランをしたいのか?によって決めるべきで、どこに住んでいるから、どのような 仕事をする。という発想ではないんだ… 


と実感した瞬間でもありました。 


また、このような 考え方がベースにあるので、平均して14回も引越しをするんだろ う。とある意味合点がいった瞬間でもありました。

私は家に戻り

彼らはなぜ、そのような あまりに日本人と真逆の発想をするのだろうか?

と考えました。

一つの仮説ですが、恐らく歴史的な流れというか、哲学というか、そういったものも含まれているような気がいたしました。 

彼らの祖先は、いうなれば、自分が生まれ住んでいた国や村や政治体制や社会(職場)環境や宗教が「嫌」で、アメリカに移り住んだ。

という方が圧倒的に多いでしょう。 

つまり、移り住むことに何の躊躇もない、むしろ移り住むことは自分のよりより未来のためなんだ…

と考えるDNAの方々の集まり…といえるのではないか??
つまり、日本人のように先祖代々の土地を守り抜く。それにより自分も幸せになれる。

という思想とは真逆なDNAなのかと。。。

そう考えると、私が本職にしております、M&Aも同じような感覚で観ることができます。

日本人は自分が造った会社を売る。という発想をする人は今でも少数派ではないか?と感じますが、こちらの人はいとも簡単に売ります。 

以前、私はハワイで「専門学校」(学生ビザなどを発行できる権限を持つ、正式な学校法人)をM&Aをしたことがあるのですが、

そのオーナーさんとお会いしてお話したのですが、彼の「売る理由」に私は少々驚きまし た。

なんと、この学校を売って、自分はパイロットになりたいんだ・・・・

と申しておりました。 その方は恐らく30歳前半位のような外見でしたが、今まで、まったくパイロットの養成学校など通ったことはないそうです が、

「これは自分の夢だから、、、、」

と普通の顔をして申しておりました。
そのときの彼の表情を今でも印象的に自分の脳裏に残っております。



あれれ、また何か話が本来の趣旨とは かけ離れた話題になってしまいました。
次回は、「本職」の裏話、OR 私が感じたハワイの舞台裏的なコメントをしてみたいとおもいます。


小林護 より







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まだ最終決定ではありませんが、個別 相談会を7月の上旬に予定いたしております。
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メンバー様無料
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辣腕プロデューサー遂に登場!

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ハワイ側でのリーダーは小生の友人(Mさん)で決まりました。 現在Mさんからのご要望で、アメリカ本土を中心に販売してくれる方を募集中です。  今まで無数の類似商品がありましたが、今回は東証一部上場企業が販売する商材ですので安心です。 

タイアップをご希望の方、今すぐメール下さい。
貴方の今後のビジネスチャンネル拡大チャンス!





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再来月にまた小生の方でハワイの投資、移住関 連の本を執筆いたします。

※今回は本の構成につ いて少々プレビュー的にご案内してみたいと思います。

タ イトル(仮称)


目からウロコの「ハ ワイらくらく・プチ移住術」

38の 鉄則


誰も教えてくれなかった日本脱出マニュアル



を予定いたしております。

目次はこんな感じになりそうです…


はじめに



第1章 なぜハワイはロングステイ、プチ移住に向いているのか?



1 ロングステイ、プチ移住とは

2 「長寿」ランキング全米トップは 「ハワイ」だ

3 ハワイ在住の多くが移民一世だ

4 ハワイはビジネスに向いている





第2章 これが成功するハワイ・プチ移住 の条件だ



鉄則1  ビザがないとすべてが絵に描いた餅だ  

鉄則2  ハワイでの市場分析は決して怠っては いけない

鉄則3  成功したいならローコスト型ビジネス に徹しろ

鉄則4  自分ひとりでできるビジネスを考えろ

鉄則5  ハワイのビジネスは日本のビジネスの 延長線上に描け

鉄則6  失敗したくなかったら複数のビジネス を併用しろ

鉄則7  ローリターンのビジネスモデルをいく つも考えろ





第3章 申請するビザはこうやって決めろ 



鉄則8 ハワイで「就活」? それならH1Bビザの中身を知っておけ 

鉄則9 ハワイの企業は日本人スタッフを欲し がっていることを知っておけ

鉄則10 これが面接まで持っていくテクニック だ

鉄則11 日系企業でも売り込みスタイルは原則 同じだ

鉄則12 日本の本社からハワイに駐在パターン ならL1ビザだ

鉄則13 資金があるならE2がお勧めビザだ。

鉄則14 投資家でなくても投資家ビザが発行さ れるケースを知っておけ

鉄則15 Lビザ、Eビザ申請者の配偶 者? それなら労働許可証を申請しておけ







第4章 これがハワイで成功するビジネス モデル発想法だ



鉄則16 オフィス不要、スタッフ不要、仕入れ 不要、これが理想形だ。

鉄則17 これが「普通のあなた」を「スペシャ リストのあなた」に変える方法だ

鉄則18 日本で「中級」レベルでもハワイでは スーパースターになれる可能性もある

鉄則19 成功したければ「一にお客様」、「二 にビジネス内容」という順で考えろ

鉄則20 訴求ターゲットへのアプローチ方法に 正解はない

鉄則21 ハワイ発のメルマガ、ブログは読まれ る可能性が高い

鉄則22 アピールしたければ文章はこうやって 書け

鉄則23 相手を引き込む秘密は「臨場感」(ラ イブ感覚)だ

鉄則24 商品を売ることを考えるな、自分を売 れ

鉄則25 コアなファンはこうやって増やせ

鉄則26 商談はこうやって進めろ

鉄則27 私が打ち合わせに一流ホテルのラウン ジを使う理由









第五章 ビジネスモデルに自信がない?  それならハワイの会社をまるごと買ってしまえ



鉄則28 こんな人はM&A(企業買収)をしろ

鉄則29 「勝ち馬にのる」という戦略を知って おけ

鉄則30 M&Aのデメリットもよく理解 しておけ

鉄則31 日本人がM&Aすべき会社はズバリこんな会社だ

鉄則32 ネゴ次第で意外な「おまけ」が付いて くる

鉄則33 M&A投資もポートフォリオの数ある一つと認識しろ







第六章 ハワイ赴任後はこうしろ 



鉄則34 ハワイでは日本のクレジットカードは 使うな

鉄則35 ババを掴みたくなければいきなり不動 産は買うな。

鉄則36 現地スタッフは現地マネージャーに仕 切らせろ(ハワイでの経営偏)

鉄則37 オーナーはどう「ボス」を演じるべき か? 

鉄則38 現地マネージャーはこうやって使え





特別付録

筆者がハワイで感じるブレーク必至?の「ニッチビジネス」のご案内



1 ハワイには日本人「職人」が絶対的 に不足している

2 ハワイで流行っているショップを日 本でFC展開させる権利ビジネス

3 全米にある「専門学校」の日本総代理 店ビジネス

4 シニア層を対象にしたハワイ「ボラ ンティア」ツアー

5 実演販売 地球一周ツアー版





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