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[ハワイ辞典ニュース]  2011年07月25日
皆さんこんにちは



ハワイに戻りあっという間に一週間が経ってしまいました。
日本での出来事や余韻に浸っているのも束の間、私の場合、ハワイが「現場」なので、逆にこちらに戻ると、「現実」が待ち構えているわけで、、、

翌日からオカマイなしで、次から次えと打ち合わせが続いております。。。


さて、本日は、本題に入る前に、一言コメント宜しいでしょうか?

今回も約40名の方々と個別相談会にて打ち合わせをさせて頂いたのですが、諸々とFace to faceでの打ち合わせを通して、日本人の行動パターンに変化(少々大げさな表現かもしれませんが「潮流の変化」とでもいうべきか。。)が見えた気がいたしました。




潮流といっても、私の場合のそれは、別に経済論的なものでも政治学者的なものでもなく(^^ヾ

一言でいうならば、







日本人のDNA


が変わってきたのでは。。


と思いました。


と、コメントしますと、専門家の方からは、「固体は一生の間にDNA的には変化しないよ」とか言われそうではありますが、、

私は海外在住延べ22年になりますが、「日本の外」から眺めてみると、勝手な解釈ではありますが、









日本人のDNAは結構頻繁に変化しています。

例えば、1853年の黒船来襲のあとは、武士の心ともいえる「ちょんまげ」をあっさり止めた(明治4年には政府から断髪例が発令された)

し、


太平洋戦争後も、「米英鬼畜教育」


から一転、その後


「日米同盟」を結んでいる。



こう考えると、私的には、日本人はDNAは変わらないどころか、世界にも類を見ないほど、「しょっちゅう変わっている」人種であり、


また、特筆すべきは、

それ(変えること)に対して、ほとんど何の躊躇もない、いや、変わっていることに本人も気がついていないのでは?とさえおもうほど、スムースに対応しており、恐るべき柔軟性をもった国民性ではないか?と思ってしまうのです。




話をもっとミクロにしますと、例えば、今回の個別相談会でも感じたのですが、


ハワイ(プチ)移住に対する見方(見られ方)一つにしても、大分、認識度が変わってきている・・・と感じました。

私が日本で個別相談会を始めた5,6年前に、

「皆さぁ〜ん! これからは多くの日本人がハワイ(海外)へ(プチ)移住する時代がきますぉ〜」

といったところで、ほとんどの反応は:





どこのアホだ、こいつは!
とか
まったく非日常的だ。
とか
夢ばかり語ってないで、ちゃんとした仕事しろ!




などなど、
ごく一部のマニアックなお客さんを除いて、ほとんど、相手にされませんでした。 

が。今回、まだ一部の前衛的なグループだけではありますが、明らかにその規模が大きくなってきている・・・と感じました。 

それは、単にハワイにプチ移住したい。という感覚だけにとどまらず、ハワイ(海外)で何かビジネスをしたい。海外にもっと挑戦したい。といった様に、外向きな思考をする方が増えてきた、、、と。思うのです。

今回の代々木第二、そして代官山での交流会にご参加くださった皆さんはそんな私が感じた「氣」を共有して頂けた方も多いのでないでしょうか。









と。 一般的な、

「日本人はどこへ行く?」

といった類のタイトルのコラム


を読みますと、だいたいこの辺りで「玉虫色」にして、総括して終わらせるケースがほとんどのようですが。。

私の場合、少々誤解を招くような表現かもしれませんが、もう一歩踏み込んでコメントしてみたいとおもいます。



私が思うに、今までの日本人像はどちらかというと、

国に守られ、会社に守られ、家族に守られ、、、、

さも「守られるのが当然の人生」といった感覚が大多数の総論ではなかったかとおもいます。

が、今回感じたのは、自分はもっと「個」で生きていくんだ!という発想をもった輩が増えてきてるのでは。。ということです。

この動きは、まだ少数派だとは思いますが、私が思うに、この潮流は、最終的には「ちょんまげが辿ったのと同じ歴史」をたどるのでは。。。とみております。


とかく、日本人論を論じると「和を取り乱す」といったようにネガティブ的に論じられることが多い「個」ですが、私のこちらでの感覚、そして経験からいいますと、




まず「個」ありき。

です。 




私はビジネス界の人間ですが、恐らく、これはスポーツでも一緒なのかとおもいます。

例えば、サッカーの代表チームを創る際、「性格がいい」とか、「和を持って」。。といった選手は確かにいい選手には違いないとおもいますが、それで試合に負けては本末転倒でしょう。 それよりも、あらゆるポジションで、「個人技」(1対1で必ず抜けるか?)をもった方が人選され、その次の条件として、フォーメーション通りに動けるか、つまり和を意識できるか?が問題になるのでは。と。 

つまり、

個人技 > 和  

なのです。



そんなことで、私は今後、会社員というライフスタイルがだんだんと過疎化し、このような観点で、何か自分の特技ポジションを磨き、職人(プロ)として生きていく = 「ICの時代」が来るのもそう遠くないのではないか??と感じてしまうのです。


※「IC」につきましては、2,3ヶ月位前のメルマガでもご紹介しましたインディペンデント・コントラクター
http://www.j-cast.com/kaisha/2008/12/17032351.html
をご参照ください。



※実際、その後、私の日本の友人にこのようなICを取りまとめる組織
http://www.npo-ic.org/index.php
に加入して、フリーランスとして独立独歩で頑張っている方もおられます。




ときに、そのIC軍団が別の軍団と合体したり、ときに、または離れ、、、といったビジネス構造になっていくのでは。。。とも、感じております。 

時代は繰り返す。 なのかもしれません。 つまり、誰からも使われない、誰も使わない。自分自身のスキルだけ生きていく。という武蔵のような生き方がもうすぐ到来するのかもしれません。








アレレ。。。
スミマセン。 気が付けば、雑談だけで終わってしまいました。 失礼!

次回はマジメに本業の解説をしますのでご容赦ください。


小林護













◎旬なKCF・メンバーご紹介!

メンバー暦7年
福田社長久しぶりに再登場! 

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このヒルズ社長、年齢と共に益々エネルギッシュになっていく。。。 皆さん、ハワイの輸出入関連等、非常にお詳しいです。 どんどんこの社長にコンタクトしてみてください。




◎少々自己PRしてもいいっすか?

先週 Wall street journal Japanに弊社の活動が紹介されてしまいました。 

http://jp.wsj.com/Life-Style/node_277324









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