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[ハワイ辞典ニュース]  2010年10月20日
皆さんこんにちは


最近、投資先が増えてきており、現場に出ることが前よりも多くなってきており、、、メルマガを書けなくてスミマセンです。。



ということで、少々間延びしてしまいましたが、、、


確か前回は日本人とアメリカ人の小林護流、比較文化講座だったかとおもいますが、なかなか好評なようでしたので、今回もその続編をやってみたいと思います。




確か前回は

日本人は「オタク」に徹するべきだ。

そして、


アメリカ人はロックの文化で、今後日本人が参考にするなら、「エンターテイメント」事業が有力だ!


と好き勝手なことをまくし立てた記憶がありますが、、、(^^;

今回はその辺りについて少々解説してみたいとおもいます。





まず、第一に、

日本人はDNA的に、アキバ文化を理解でる(と私は思っております)



例えば


仮に山手線でメイド服を着た女子高校生があなたの真隣に座っても、あなたはさほど、違和感はないのでないでしょうか?



これとは逆に、


日本人がいくら頑張って

















ランボー









の真似



をしても、本場からしてみると「なんか違う・・」となってしまうわけです。 


いくら真似ても、やはり本場には勝てないわけです。

逆にいくらアメリカ人が我々のオタク文化を知っているふりをしても、我々にはすぐに「モノマネ的」な部分が見えてしまうわけです。。


というわけで。



「オタク的な発想」は私が思う、日本人が「素」で世界に通用する数少ない持って生まれた才能の一つ。

だと感じております。




更に、私なりの解釈ですが、

「オタク」というと、どうしてもアキバ文化と混合してしまう方も多いかと思いますが、そうではありません。




例えば、日本の「マンガ」のストーリー性やカット挿入のディテールさなどは、おおよそ白人文化には真似のできない域だと私は感じておりますし、


また、食文化にしても、私は「オタク度」を感じてしまいます。


スーパーで「しょうゆ」を買おうとおもったら、20種類以上(しょうゆだけで・・・)という国を私は日本以外知りません。


懐石料理のように、一品一品時間をかけて賞味するスタイル(しかも一食に数万円もかける・・・)も同様に、かなり私に言わせればオタク度は高く、

10ドル以下のファストフード全盛の一般のアメリカ人の理解度を遥かに超えた代物といえることでしょう。


文学にしてもそうです。
とかく、日本人は日本の文学に対してあまり評価をしていないと私は感じてしまいますが、シェークスピアの作品が発表される

























600年以上前









に、源氏物語が作られた・・・という事実は世界的にあまり注目されていないと感じます。 



私なりの解釈ですが、源氏物語のあまりに「マニアック」な描写や、コンテンツにたいていの白人の理解を超えていて、駄作だと思われてしまい、結果的に世に出ていないのでは?

と、さえ感じております。



私は自称、「和食の達人」と申している























外人が作ったミニ懐石




をこちらで食べたことがありますが、やはりどこか違うと感じてしまうのです。

例えば、寿司にタバスコやケチャップをかけるのは一面では(外人には)「創作」かもしれませんが、和食の基本からずれていることを創作だ。と評価することは日本人にはできないのです・・・




つまりランボーがいくら職人の格好をして寿司を握ったり、マンガを書いても、やはり、さまにならず、彼らにはビッグマックとコーラの方があってしまうのです。







話が少々長くなりましたが、

何を言いたいか?というと

オタク文化は日本人が初めから持って生まれたDNAのため、特に努力しなくても、海外にて、その文化の伝道師となりうるわけです。



日本のアニメや、漫画、ゲームといったジャンルでは殊に日本のオタクの方々が世界を席巻しているといっても過言ではありません。 

このことは。。。


ユダヤ人がなぜノーベル賞を独占しているのか?
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa1156422.html

という議論にも通じると思っております。 

つまり素で勝負しているため、当の本人は別に勝負している。という感覚さえも持っていないのです。  


戦後の日本語が物作りで成功したときに、実際のメーカーの人たちは、自分たちは天才だ!と、イチイチ思って製造していなかった。。

と、私は思うのです。 特に何の意識ももたずに、粛々と製造していたのだろうかと。









というわけで、これから海外で何か勝負してみたいと思うあなた、海外には



あなたオリジナルの「オタク」世界






を一式もっていきましょう。 

間違ってもランボーのコピーをしよう。

とおもってはいけません。



それではまた!


小林より




★おまけ

http://www.youtube.com/watch?v=qQDBaTIjY3s&feature=related
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