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[ハワイ辞典ニュース]  2009年06月01日
皆さんこんにちは



いかがお過ごしですか?ハワイ(というかアメリカ全土)では今の時期は多くの学校の卒業式シーズンそして、その後の夏休みに入ってきてます。 


ワイキキ界隈では、アメリカ通の方であればご存知の方も多いとおもいますが、高校の卒業式の夜を「プラム」といってその日だけば無礼講が許されるオールナイトパーティー(但しアルコールはなし)など、各地で開催されております。。 


また、こちらでは、その日の昼間は、卒業生が、トロリーバスを(多分学校名義で)?貸しきって、ワイキキ中を走り回り、バスの中でドンちゃん騒ぎ(笑)をするのが慣わしとなっているようです。。
 

※この光景を初めての方からすると、ハワイの人は毎日こんな風にバスの中でドンちゃん騒ぎをしているのか・・・・とア然とするでしょうが、それはこんな目的があってのことです。








さて、今回のテーマですが、、


小林護お勧め、「ハワイで成功するためのビジネスモデル」

についてお知らせして見たいと思います。


私は日本での個別相談会等で、お客さんと接してみて、 皆さんのビジネスプランを考察することが多いのですが、


ほとんどの方は、


「日本人観光客を対象にOXOXのビジネスをしたい・・・」




と、判で押したように当地の日本人(主に観光客)コンシュマー向けの事業プランが用意されるケースが多い点に気がつきました。


今回はいい機会ですので、このあたり(ハワイのマーケッティング展開)についてコメントしてみたいと思います。


ハワイで
「日本人が日本人に対して事業を行う」



一見、この発想は正攻法のように見えますが、少々トリッキーといえます。



結論から申し上げますと、

よほどのニッチ(隙間)ビジネスか、ロケーションが抜群にいい(のに家賃が安い)等の条件でない限り、ほとんどの業界には長年にわたりハワイの主(笑)のようなリーダー的な会社があり、それらと対峙してしまう事は必至です。


→主は長年、ハワイで商売しているので、ある程度、名前が知れており、ブランド化しているケースも少なくなく当然リピーターも多い。






またニッチビジネスを思いつく方も多いのですが、日本で通じるニッチでもハワイではあまりニーズがないケースもあります。


例えば、多くの日本人は納豆やイカ、たこなど、ちょっと「ねっとり」感があるものを問題なく食べますが、ほとんどのアメリカの人はNGです。 

また日本では主流のモバイルですが、アメリカではやはりPCが主流です→アメリカ人は手が大きすぎて操作ができないのも大きな理由の一つかと小生はおもっております(^^;

因みに、日本人が大好きなブログですが、アメリカ人は直接の話し合い(ディベート)を好みます。





これらはほんの一例ですが、ニッチサービスであっても且つ、アメリカ市場に受け入れられるニッチである必要があります。





また、日本人(つまり観光客)の方を対象にするビジネス

とは、要するに、イチゲンさん(5年に1回とか、一生に1度(例えばウェディングビジネス)だけのお客さん等)を対象とする

という意味でもあり、


これもまた、よほどの強いブランド吸引力がない限り、消費者は中身の好し悪しがわからないわけで、既存のブランド力を持つ企業との競争を強いられる可能性が強いとみるべきでしょう。

こうなってしまうと、当然新興企業は価格で競争するしかなく、これまた、ドツボに嵌ってしまう・・・・こちらでみる失敗例の典型的なパターンとなってしまうのです。




上記の理由により、よほど、潤沢な資金があるとか、アメリカ人のテーストにあうテーストを兼ねたオンリーワン的なビジネスでない限り、

成功率は低いと見るべきでしょう。




なんか暗い話ばかりしておりますが、、、(^^;


それよりも、私はこれからの時代は、


より地元密着型


をお勧めいたします。

理由は簡単。 その方がリピーター(つまりファン)客を掴むことが出来るからです。




リピーターさんこそ、神様であり、パートナーだ。とある私の尊敬する経営者は申しておりました。がハワイでもまったくその通りだとおもいます。


そして、忘れてはいけないのが、今の時代、地元のリピーターが増えて、繁盛店になればなるほど、同時に日本でもネット、ブログ等で知れ渡る。という点です。


その効果(口コミ)は通常の広告宣伝以上の効果があるとみるべきでしょう。


今の消費者は、プロのマーケッターが作った、テレビCMや雑誌の記事よりも、フツーの人が書いたブログやSNSの情報の方を信用します。

例えば、ハワイの「I」というレストランは、とても観光客が来れるようなロケーションではないにもかかわらず、ワイキキのホテルやアラモアナでの買い物の後にタクシーに乗ってでも来るケースを私はしばしば目にします。


因みにそのお店はウェブサイトもなく、まったく宣伝らしい宣伝をしてません。すべてブログ等を介してのネット上の口コミだけです。


かれらこそ、消費者そして現代版レポーターなのです→帰国後、ブログやらメルマガやらで文字通り「全国版」記事を送り続けます。。


「I」のケースはちょっと特別かもしれませんが、今後は地元密着型、そして、地元に受けている感を出すためのブランディング、そしてその後のPR化といった、一連の流れがハワイマーケッティングの主流になる。



と感じております。



それでは皆さんまた来週


KCF  小林護






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