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[ハワイ辞典ニュース]  2008年10月16日
皆さんこんにちは


前回の個別相談会から既に2ヶ月経とうとしております。 





正直



もう2ヶ月???



と、なんだか最近あっという間に月日が過ぎるのを感じております。





さて、今回はガラリと内容を変えまして、


私が実際にハワイで体験した日米(ハワイ)のビジネスの違い。 その傾向と対策。


という、やっとコンサルタントのメルマガらしい(笑)

マトモな内容のトピックを扱ってみたいと思います。


といっても、フツーのコンサルがお話するような、観点ではなく、あくまで、小林護の流儀になりますので、ご了承下さい。




まず、最初に、私はよく、




ハワイでビジネスをしたいのですが・・・・アドバイスをいただけますか?




という相談をうけます。

そして、ほとんどの方が、日本で同様のビジネスが、ある程度、成功している(認知されている)からハワイでも同じ成功するとおもっている。



という感覚でおります。

なるほど、日本の成功ビジネスモデルをハワイに持ってこよう。。と、、、


が、


一見、正論に見える、このスタイルには私の目から見て、大きな落とし穴が幾つかあります。 



っということで、今回は

そのあたり、ケーススタディーっぽく、解説してみたいとおもいます。


まずその実際の落とし穴
についてですが、


その一つ目は、何といっても


マーケット規模の違い


です。

一言でいうと

関東近県3000万人とハワイ100万人の差


を言葉ではわかっても、体では理解していないケースがほとんどです。



例えば、数年前に、日本の某料亭が出資して超高級食材を専門的に扱う和食店がハワイに出店されました。


そこは見るからに、高級感が醸し出されて、日本でいう接待に使うにはいいなぁ・・・と思わせるような外観です。


が、、、数年経ってみると、



今その店はあまり繁盛しておりません。 最初はランチで18ドル位の料金設定でしたが、




今では、9ドル50セントでカレーうどんを出しております。


う〜ん・・・


私はカレーうどんを出すのが悪いとはいいませんが、なんか最初のイメージからすると、、、



どうしても、大衆化路線をいくような、成功していない雰囲気が伝わってきてしまうのです・・

勿論高級なお品もあるのですが、カレーうどんがどうも脳裏に残ってしまうのです・・・(私だけか、、、)


誤解がないように、一つ、付け加えたい点があるのですが、



そのお店、

味はよく、サービスもまずます(ハワイにしては)


ですが、客入りはイマイチ・・・という感じです。
なんとなくイメージ付きますでしょうか?


私なりの分析ですが、


いろいろと原因はあると思いますが、イマイチの客入りの最大の要因は


ハワイのマーケットが小さい。
という意外な点が挙げられるのです。



恐らくマスターも出店する前に、日本と同じ味がどこまで出せるか、同じレベルのサービスが可能か?

という点を重点的にリサーチされたかと思います。

そして、いろいろシュミレーションをしてみた結果、

やれる。

という結論に達したんだと思います。
それはそれで、当然、すべき点ではありますが・・



が、恐らく、そのマスター、


私の直感ですが、


都心でしかビジネスの経験がない。





思います。



何をいいたいか?といいますと、


人口の量(マーケットサイズ)が都心と地方都市ではまったく違うのです。


人口だけではありません。


言葉で説明するのはちょっと難しいのですが、高級料理に対する理解度。

とでもいいましょうか?

英語での

オケーション


が都心と地方の方では圧倒的に差があるのです。

要は、ズバリいいますが、ハワイは都心ではなく、地方のターミナル的なマーケッティングに属するのです。


別の言い方をするならば、

例えば、高級素材を使って、高級な和食を食べたい。。。というハワイに住んでいる人間の数がフツーの日本人が思い描いているハワイのマーケットより数が少ない。



ということなのです。


人口が少ない割りに、家賃は銀座並に高いです。
嘘ではありません。 

ワイキキのちょっと「よさげ」な立地で家賃200万円というのは高い方ではありません。



次に、よく、日本人は


外人(といいますか要はアメリカ人 (日系人を除く))は日本食を食べる。




と勘違いしているようですが、

※ これは日本のメディアが、やたらと日本食ブームだ!と煽っているのが原因か。



はっきり言いましょう。 



それは金持ちの間だけの話です。



確かに

マドンナが日本食しか食べない



しかも日本人のお抱え料理人がツアーに同行するのは有名な話ではありますが、

それはマドンナだからできることであって、フツーのアメリカ人に、そんな人はまずいません(少なくとも、私はハワイでそんなに拘った食生活をしているアメリカ人に出会ったことがありません)




それどころか、未だに、



フツーのアメリカ人は味噌汁、ご飯、漬物、焼き魚、、という食事スタイルを理解しません。




ましてや、たこ焼き、焼きそば、鍋をフツーのアメリカ人が食べる。

とは、希望的観測としても、おもわない方がいいでしょう。


話が少々脱線しましたが、要するに、


結論的にいうと、ハワイでは、どうしても日本人は同じ、日本人を相手にしたビジネスモデルにならざるを得ないのです。






次のポイントは


文化の違い

です。


以前に、ハワイで携帯電話でのなんでも予約サイトサービスをしたい。

という方からのご相談を受けたことがあります。 





私は一発でNGだと思いました。

理由は簡単です。

アメリカ人は携帯を情報端末だとおもっていない。


からです。

私はこれからもアメリカは携帯市場は、日本のような文化は生まれないとおもっております。


理由をいうと長くなりますが、最大の理由は


彼らの手がデカすぎて、メールを打てない


のが要因です。



想像しみてください。



シャキール・オニール

が携帯でメールを打つと思いますか?


また、文化の違いでしょうか、日本人は電車に乗る社会環境からか、メールをする時間が毎日ありますが、こちらは車ですので、それも無理です。

また、アメリカ人は自己主張の文化ですので、会話(というか議論)をすることに慣れてます。(とくに見知らぬ人に足しても)

日本人は自己主張より、調和の文化ですから、ズバズバ、メントウ向かって物を云う。


のはある種のKYで、更に、やり方を間違ったら


村八分


でしょう(笑)


このような文化の違いからか、こちらでは、携帯電話は電話としての普及はしておりますが、それを使って、メールや支払い、予約??などといった細かい作業をすることはありません。



となりますと、これまた、対象は日本人だけとなってしまいます。

その日本人ですが、



私が見る限り、ほとんどの日本人旅行者は、ハワイに来る前にハワイでの全日程を決めてます。


つまり、買物はココ、買うバッグの商品番号はコレ、食事はココ、、、レンタカーはここ。などなど、全て日本で決めてくるケースがほとんどです。


ハワイに到着して、さてと、どこで何をショッピングしようかな???


なんていうケースはレアケースなのです。



許認可の問題


もう一つ侮れない問題がハワイ州政府の許認可です。


私はよく、ハワイでレストランを出したい。 という方の相談に乗ります。

その方に

ハワイ州では、ビールをレストランで出すには許認可が必要で、


その許認可がなかなか下りないために、売り上げが伸びず、店を閉鎖したケースが沢山あります。


また、この法律に違反して、ビールを無許可で出して、一発営業停止処分になることがあります。


それも、小さな、小料理屋での話ではなく、皆さんがもよく知っている某著名ホテル内の有名飲食店での話しです・・・


というと、皆さん、私がジョークを言っていると勘違いします。


また、エステや、ネールサロン業を開業するのにも資格が必要で、それは州のテストに合格する必要がある(飲食店のリカーライセンスは申請制度であるのに対し、こっちはテストをパスするのが前提になっている)といいますと、だいたいの方は腰を引きます。


そして、そのテストが実は日本語の辞書持込OKだと話すとこれまた驚く方も少なくありません。




と云った具合に、ハワイでビジネスをする。


といってもいろいろな角度から検証しなくてはならないのです。


アレレ・・・
ホントは比較文化的に解説したかったのですが、ちょっとボリュームが大きいようですので、この続きは次回詳しくさせて戴きます。





KCF
小林護






◎旬なメンバー紹介

マルリバティー インク
丸山英樹 CEO





この方、もともとは

一介の楽器店営業マン

からスタート



すぐに頭角を現す



楽器店にて、入社3年目にして
当時の最年少トップセールスを樹立



その後、営業の才能を認められ、その道を極める決意


それも

な・ん・と

実演販売の道に



当時、
親方からまったく売れない無名のハンガー

http://maruliberty.com/
(こちらのハンガー&ハンガー等参照)



の担当をやってみろ!といわれ、わけもわからず始める



はじめは全然売れなかったが、天性の話術と、営業のツボを熟知している丸山氏、地道な開拓とその愛嬌のある語り口で、じわじわ売れはじめる



数年後、ついに加盟していた実演販売グループの中でもトップセールスマンに。。。(特に、50代、60代の女性に圧倒的な支持を得る)



その憎めないキャラと爆笑連発のトークを武器につぎつぎと売れない商材をダイヤモンドに変えていく男



現在、
個人では絶対不可能といわれている

三越、高島屋、伊勢丹、東急ハンズ・・・


といった超お堅い百貨店アカウントを次々にゲット




4年前に独立・KCFメンバーに



クラブ会員メリットを最大限に活用中。

自分も営業をする傍ら、

丸山英樹流
経営コンサル業スタート

現在KCFメンバー(営業系、コンサル系、IT系、流通系の諸氏の面々とのコラボレーション
を精力的に進め、コンサル活動範囲を一気に広める)

同時に別のKCFメンバーとコラボして、テレビ通販(マツケンさんとのコラボ)等、ラジオ出演もスタート・一気に才能が爆発する。

現在はゴミをダイヤに変える殺し文句を集めた
営業トークのコンサルもスタート!



例えば皆さん。
日本人は

魚介類入りパスタ
スタミナ丼
植物エキス配合シャンプー
天然素材のみのアイスクリーム・・・・


といった売るための秘密の言葉があるのをご存知でしょうか?



売るためには、データを並べるんじゃなく、お客さんの心の扉を開けなくてはなりません(丸山社長・談)



う〜ん・・・
深い。。。



この方の営業スタイルを一言でいうと、


ズバリ、

泥臭さ



が真骨頂
である。

今はやりのITや、システムや、データベースといったノウハウを使う時流とは一線を画すスタイルを貫いている。 


音楽でいえば、ただ1人、

ギター一本とハーモニカ


でストリートライブをしながらファンを開拓していくタイプ


恐らく、何か、自分なりの不変的なポリシーがあるのだろう・・・


よって、顧客とは、顔見知り。というケースが多く、何年にも亘って(場合によっては何十年)の付き合い!というパターンも珍しくない。



同じ商品でも丸山さんから買いたい(つまり丸山CEOが選んだものであれば、間違いない!という裏付けになっている・・・・)


という、近代のマスマーケッティングとはまったく逆の方法でブレークしている男



そして、最近、この丸山社長も個人的に試して、お勧めしてくれた商品で私がトライして皆さんにお勧めしたいのがこの商品

http://jp.youtube.com/watch?v=wgHMidy6wiA

である。 


特にアルコールが最近多目(体が酸化しているあなた! 即効性があります。 私が実験済)


この恐るべし、営業センスを持つ丸山社長に今すぐ相談に行こう!

maruyama@maruliberty.com







◎KCFクラブ交流会のお知らせ

お陰様で定員となりました。
皆様とお会い出来ますことを楽しみ致しております!






◎個別相談会残り枠あと1つのお知らせ


個別相談会の残り枠が

10月22日
9時〜10時15分


がまだ空いてます。
ハワイでのビジネス、投資、ミニM&A、進学などなど
私が直接ご回答いたします。

会員無料
非会員・1万円となりますので予めご了承下さい。












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